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鵜川昇氏への手紙 (94.2.24)


 拝啓。吹く風の冷気が本格的な秋の到来を思わせる今日この頃となってまいりました。このたびは貴学園「鵬翔祭」での講演機会を賜り、誠に有り難うございました。
 未来を担う、無限の可能性を秘めた若き俊秀に対するスピーチということで、何よりも私にとっておおいに勉強になりました。機会を賜りましたことに対しまして、心から篤く御礼申し上げます。御丁寧な御配慮も有難うございました。
 「音と映像によるエスニック・ワールド…いま民族音楽が新しい」という演題のため、担当の築山先生、鈴木先生、梅原先生には、大型プロジェクターやオーディオセットの手配、会場のセッティングなどに大変お世話になりました。おかげさまで、多くの学園生の皆さんに来場していただくことができました。
 受験生にとっては、いよいよラストスパートの季節でございます。先生方には、日々さまざまな御苦労、御辛労がおありかと存じます。鵜川先生にあられましても、どうかお体をお大切になされまして、益々御健勝でありますようにお祈り申し上げます。貴学園の益々のご発展を心からお祈り申し上げます。
 まずはとり急ぎ、御礼まで申し上げます。本当に有り難う御座いました。敬具。

  平成六年九月二十六日

  桐蔭学園理事長 鵜川 昇 先生

松岡 裕治拝


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